自動伐採室

苗木の成長を見守り、成長したら自動で伐採する機構です。
骨粉は使わず、完全に放置することを前提とした設計となります。

作成コストに対してクソみたいな効率となっています。
サバイバルで作成するのはオススメしません。

自動伐採室概要

自動伐採室

自動伐採室

自動伐採室



5x5x10の温室、
ヘッドの昇降を制御する動力室、
回収したアイテムを仕分けるための仕分け室、
そして必要な青色電力をまかなうための屋上の4つからなります。

温室では5x5の中心に苗木が設置されます。
苗木が成長した段階でそれを検知し、自動でヘッドを降ろし伐採。
伐採が完了したらヘッドを元の位置へ戻し、再び苗木を植えます。

伐採により得たアイテムは一度稼動部の最上部に設置されたチェストにスタックされます。
ヘッドが元の位置に戻ると、ソーティングマシンによりチェストから色分けされて搬出されます。
苗木はデプロイヤーへ、原木は施設外のチェストに運ぶようにして、
植え直す際に消費する苗木を自給自足します。

ではひとつひとつみていきましょう。

温室 - 苗木の成長検知

成長検知

温室の回路はこうなります。
苗木が成長していない場合は左側のNOT回路によりタイマーは停止し、
奥側のリピーターへON入力をしています。


成長検知

苗木が成長してブロックとなると、右側のNOT回路の信号が伝わり上記の状態が反転します。
タイマーは動作し、リピーターへは入力がOFFとなります。

これで苗木が成長していない(奥側へON入力)、苗木が成長している(左側へON入力)
とすることができました。

動力室 - 伐採ヘッド

伐採ヘッド

伐採ヘッドはフレームで構築します。
高さ11ブロックの地点に5x5でレッドストーンチューブフレームを設置しましょう。
(下にブロックブレイカーがつくので高さ11ブロックです。)


伐採ヘッド

周囲にひっかかったりしてはいけないので、
ヘッドの側面には1/8面ブロックをつけておきます。
(1/8面ブロックであれば種類は問いません。)


伐採ヘッド

で、底面にブロックブレイカーをつけます。
全て下向きで25個必要です。
また、中央部のみ1ブロック下に突き出す形で設置してください。
裏面はレッドストーンチューブフレームです。


モーター接続部

モーター接続部

続いてモーター接続部です。
中心部に1x1x10でチューブフレームを詰みます。
最上段の1方にフレームを、もう一方にレッドストーンチューブフレームを設置し、
さらにチューブフレームの上にチェストを。
これでヘッドで伐採したアイテムが
ブロックブレイカー→レッドストーンチューブフレーム→チューブフレーム→チェスト
に流れていきます。
ちなみに最上段の横付けしたレッドストーンチューブフレームはこの流れとは別で、
ヘッドの位置が元に戻ったかどうかを検知するために利用します。また後ほど。

また、今回の機構では稼動部に載せるものはチェストのみとなりますので
モーターとの接続面以外は1/8面ブロックで覆ってしまいましょう。

伐採ヘッド自体はこれで完成です。
(1面のみ、修正する必要はありますが。)

動力室 - 昇降制御回路

昇降制御回路

ヘッドの昇降のための回路を作成します。
まずはモーターをこのように設置します。
左側が下降用、奥側が上昇用のモーターです。
(電源は屋上なり横の空き地なりに用意しておいてください。)


昇降制御回路

下降用モーターに信号を送るために回路を延ばします。
下から、苗木が成長した旨の信号を受け取るためのジャケットワイヤーも延ばします。


昇降制御回路

昇降制御回路

ちょっとわかり辛いですが、下から送られた信号を
ヘッドの土台となっているレッドストーンチューブフレームにも伝えるようにしておいてください。
この部分でブロックブレイカーによる伐採を行うようにしています。


昇降制御回路

あと、ブロックブレイカーへの信号とモーターへの信号は若干遅延を発生させておきます。
ブロックブレイカーによる伐採→ヘッドの移動
の流れを確実にするためです。念のため。

これで苗木の成長を検知すると、
ブロックブレイカーで伐採しつつヘッドを下げていくようになりました。
お次はヘッドを元に戻す、上昇の部分の制御です。


昇降制御回路

上昇させるのはこのようになります。
成長した木を全部伐採した旨の信号(ON入力)を下から引っ張ってきます。
モーターに直接信号を出すのはタイマー回路ですが、
このまま繋げるとタイマーは作動しませんのでNOT回路で反転させて伝えます。

これで木を全部伐採したらタイマーで上昇用モーターを動かし、
次の木が成長して伐採している間は上昇用モーターを停止する、
という制御となります。


昇降制御回路

昇降の制御は基本的にはこれでOKなのですが、
このままだとヘッドが元の位置に戻った後もタイマーがカチカチ鳴り続けます。
モーターがヘッドと接しているため、これ以上上昇するということは無いのですが
ちょっと気持ち悪い、ということで元の位置に戻った時の信号伝達もします。

これは昇降機構で使ったものと同じ仕組みです。
このために稼動部分最上段の一部をレッドストーンチューブフレームにしたわけです。
定位置に戻ると信号がONになり、タイマーが停止します。これで静かになりました。

仕分け室

仕分け機構

伐採したアイテムを仕分けします。
スタックしたアイテムを、ソーティングマシンで仕分けしますので
とりあえずこんな感じで電力供給もしてください。


仕分け機構

ソーティングマシンのGUIではこのように設定してください。
苗木と原木は別々の列、色を指定します。
左側のアイコンもこの通りに切り替えましょう。
こうするだけで、チェストに何かあれば自動で搬出してくれます。
ここにないアイテムも搬出します。
その場合は原木と同じところに格納されます。


仕分け機構

仕分け機構

白のアイテムの格納場所はどこでもかまいません。拠点まで繋げてもOKです。
緑のアイテム、すなわち苗木についてはデプロイヤーに送るようにしましょう。
これで仕分けは完了です。簡単ですね。

あとは苗木を自動で植えさせるだけです。

苗木の自動植え直し

自動植え直し

苗木を植え直すタイミングですが、
ヘッドが元の位置に戻った時に植えるようにしてみましょう。
このときの信号は既に取得できていますので、
(元の位置に戻ったらヘッド上昇用タイマーを止めるところ)
その配線を延長してデプロイヤーに接続します。

これで自動植え直しができます。
複数回入力を行いたい場合は、間にNOT回路とタイマーをはさんでやればいいはずです。
そうすれば植え直しから骨粉撒きまで行えて、伐採頻度の向上が望めます。




下降速度は1100ms、上昇速度は800msがちょうどいいみたいです。
2012/12/29 作成

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特にありません。