昇降機構

一言で言えばエレベーターです。
ボタンを押すことで昇降する機構を作ってみましょう。

昇降機構概要

昇降機構

昇降機構

昇降機構



ボタン操作により昇降する足場です。
足場が下にあるときボタンを押すと昇り、
足場が上にあるときボタンを押すと降ります。

構成は
・ボタン操作による昇降切り替え
・上記信号を受け取ってフレームを動かすモーター部 x2 (昇りx1、降りx1)
・定位置で昇降動作を停止するためのストッパー
からなります。
詳しくみていきましょう。

ボタン操作による昇降切り替え

まずモデルから示します。

切り替え機構

切り替え機構



ランプOFF=降り、ランプON=昇り
と考えてください。
OFF=下がっているときにボタンを押すと昇り、
ON=上がっているときにボタンを押すと降りる、
となっています。
状態の保存はトグルラッチ回路で行っています。


切り替え機構

切り替え機構

この考えをもとに、実際に使用している回路はこちら。
普通にトグルラッチ回路を動かすだけですね。

昇り機構

昇り機構

昇り機構



昇りの機構です。
フレームモーターx1、デプロイヤーx1、タイマー回路x1、リピーターx1からなります。
トグルラッチから信号を受けている間は動作しません。
トグルラッチを切り替えて信号が切れると動作します。

タイマー回路で一定間隔(ここでは1200ms)の信号入力をします。
まずデプロイヤーに入力してフレームを設置。
リピーターで若干遅延させた後、次にモーターに入力して設置したフレームを上昇。
これを繰り返すだけです。簡単ですね。

降り機構

降り機構

降り機構



降りの機構です。
フレームモーターx1、ブロックブレイカーx1、タイマー回路x1、リピーターx1からなります。
トグルラッチから信号を受けている間は動作しません。
トグルラッチを切り替えて信号が切れると動作します。
昇りが作動している間はこちらは作動せず、
逆にこちらが作動している間は昇りが作動しないようになります。

タイマー回路で一定間隔(ここでは1200ms)の信号入力をします。
まずブロックブレイカーに入力してフレームを回収。
回収したフレームはチューブでデプロイヤーに戻しておきます。
リピーターで若干遅延させた後、次にモーターに入力して設置してあるフレームを下降。
これを繰り返すだけです。回路はごちゃごちゃしてきましたが、仕組みは簡単です。

これで昇降の動作はできましたので、足場となる3x3でも4x4でもいいフレームを取り付ければ
とりあえずはエレベーターっぽくなります。

ストッパー機構

ストッパー機構

ストッパー機構



一定位置で動作をストップさせるための機構です。
これがないと下降はともかく、上昇はフレームの限り上に行ってしまいます。

仕組みとしては簡単で、フレームが定位置にきたら接続するような回路を組んでおきます。
フレームの昇降で接続した回路により、昇降用のタイマー回路にON入力を与え
強制的にストップさせる、というものです。


定位置接続用チューブ

定位置にきたときに回路が接続するようにするには、
レッドストーンチューブフレームが便利です。
1/8穴あき面ブロックを貼り付けることで
ワイヤージャケットとのみ接続しつつ、それを動かすということが無い配置にできます。


今回作った機構は2階にしか対応していませんが、
上昇用ボタン・下降用ボタンを用意して相応の処理をさせれば
複数階の制御もできるかもしれません。

なお、動作確認はクリエイティブのみなのでサバイバルでは
もしかしたら足がグキグキなるかもしれません。注意です。
2012/12/29 作成

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